珍しく長文になってしまった。
以下の4つの理由から、今年は全日本決勝用ではないが、マウスを制作した。
1と2は制作に至るきっかけ、、 3はそのロボットを完成させるモチベーションで、 4はコンセプトである。
1.どうも最近の技術と電子部品を試せていない
(今でも性能面で更新はmustではないが、 廃盤やコストダウンの対応を図りたい)
部品単体の試験では、例えばジャイロのドラフトや振動耐性、 応答はどうか?という問題がはっきりせず、 マウスに載せないとわからないので、作ってみることにした。
2.現在のマウスは四輪プラス吸引で、 いろいろごまかしながら走ってしまうため、
3. 2に関係して、 ハードばっか複雑になって入門層がますます調整とソフトを軽視し ているので、 誰でも作れるマウスで成敗するのが老害の義務に感じる(入門層すべてが悪いと思ってないが、 こんなマウスでも十分走ります、が提示できていないように思う)
4. 2、3から、二輪という一番シンプルなハードで、 かつ過剰な軽量化、低重心化、高価な部品を必要としないことで、 ロボトレースに自分でプリント基板を起こして作ったロボットで出 場したことがある、 またはサークルに所属しハーフサイズ経験者が近くにいるなら作れ るレベルのロボットであることをコンセプトとした。
1と4は、ややもすれば対立するわけですが、そもそもキットがあってもハーフマウスはド素人がやるものじゃな いので導入障壁(費用と時間と活動スペース) に無理がなければよろしいかと。
どうせもうすぐ某社から完全入門者用(?)のキットも出ることだし。
そんなわけで作ってしまったのが下の写真のマウス。下記の動画の通り、一応迷路を走行できる。
写真
動画
動画だけ見ると走っているようにも見えるが、 新しい部品を試したせいで色々痛い目にあっている。
もしかしたら金沢大会の完走は厳しいかも。
次回はいろいろ痛い目にあったアレやコレについて書く… 時間を確保せねば