Powered By Blogger

2019年12月8日日曜日

第40回全日本マイクロマウス大会

 令和初、今年で40回目を数える全日本マイクロマウス大会に参加。
記念すべき大会で、無事、マイクロマウス(旧ハーフ)で優勝することができました。
 ちなみに、昨年勝手に殿堂入りを宣言した田代杯ですが、そんな甘いことはもちろんなく出走させていただきました。こちらも、2016年に開始後4連覇ということで、とりあえず田代さん含め観客の皆さまに楽しんでもらえる走りが継続できているということで満足。

 今年はいろいろあって集中して開発時間を作るのが難しく、基本的にモーターの交換&ファンマウントの微改良とその他細かい修正で出走したわけだが、何とか形にすることができた。実は走行速度自体はほとんど上がっていない(上げた5走目が失敗した)が、4輪やら吸引やら導入してきたツケをようやく払い終えたと思う。

 地味にうれしいのが、数年ぶりに探索を1走目のみで完了できたこと。何年間か段差に引っかかってリタイヤばかりだったので。今年はファンマウントの固定方法を改良し、昨年まで基板の裏からねじ止めだったのを圧入固定でやり直して基板裏面の突起をなくして無事完走できるようになったわけで。
 それ以外にもモーターは特性を厳選したので左右で同じ電圧をかければまっすぐ進むので、昨年はフラフラだった5m/s直線も目測うまく走らせることができた。

 毎年相変わらず出走前に寿命が縮みそうになり、出走後は一気に今年1年の疲れがやってくるわけですが、今年はそれに加えて自社で大会を開催するというのもあり、エントリーの所属には書いてないけど会社の代表のようなプレッシャーもかかったわけで。なんとか跳ね返せたので良かったものの、競技後しばらく動けないくらいには体に来てしまった。

 しかし毎年の蓄積というのは選手だけではないようで。今年も何かがあったとしても、そのリカバリーも含めてスムーズに運営してくださる皆様には本当に頭が下がる。(実行委員長が閉会あいさつでおっしゃるまで、少なくとも該当競技に参加してない私は気づかなかったわけで。)
 今年は自分も別の大会の裏方をするようになったので、その苦労が少しはわかった気がする。次は自分の番なので見習わねばならない。

 最後に、今年の副賞。今年も実行委員会、協賛企業様のおかげでたくさんもらえました。昨年はMTLのエンコーダをいただき、今年はFaulhaberの1717モーターをいただいたわけで、、、これはもしかしてアレが作れるのでは、、、


(しかし、、、来年の41回大会で本当に開始40年なわけですが、大会後の皆さまの1年やり切った表情を見ると年齢はこの日を境に「数え」で進行していることにして、マイクロマウス40歳でいいのでは、、、大会もマウサーもこの日を境に1歳年齢を重ねてる気がする)